フタツブコムギについて

「フタツブコムギとは?」

現在のパン小麦の原種にあたる、古代小麦です。

ヒトツブコムギとヤギムギ属の自然交配で誕生
・古代エジプトで広まった
・染色体は28本(現代小麦は42本)
(Dr.ウイリアム・デイビス著「小麦は食べるな!」より)


日本語・・・フタツブコムギ

英語・・・Emmer wheat(エンマー小麦)

イタリア語・・・Farro medio(ファッロ・メディオ)または、Farro dicocco(ファッロ・ディコッコ)

と呼ばれています。

フタツブコムギにはグルテンが含まれていますが、人工的な品種改良がおこなわれていないため、小麦アレルギーを発症しにくいと言われています。


「フタツブコムギのグルテン含有量について」



消化しやすく、グルテン量が少ない、という情報は得られました。


(上記の図は、Prometeo「Farro Species」から引用させていただいています)


「フタツブコムギを使った商品」

フタツブコムギを検索すると、パスタやクッキーなどの加工品が見つかります。(国内でも入手可能です)

食品以外では、フタツブコムギのもみ殻を使った枕やクッションなどがあります。日本のそば殻のようなものなのでしょうか。とても興味深いです。


フタツブコムギは、グルテン過敏症の私でも安心して食べることができる古代小麦ですが、グルテン過敏症にも個人差がありますので、初めて食べられる方は、体調と相談の上、少量からお試し下さい。


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