ヒトツブコムギについて

5月 06, 2017

ヒトツブコムギについて

「ヒトツブコムギとは？」

すべての小麦の祖先と言われている、古代小麦です。

・野生だったものが栽培された
・染色体は１４本（現代小麦は４２本）
・紀元前３３００年頃、ヨーロッパで人気の穀物だった（丈夫で耐冷性があった）
（Dr.ウイリアム・デイビス著「小麦は食べるな！」より引用）

日本語・・・ヒトツブコムギ

ドイツ語・・・Einkorn wheat(アインコーン小麦）

イタリア語・・・Piccolo farro(ピッコロ・ファッロ）、Monococco(モノコッコ)、または、Enkir(エンキル)

と呼ばれています。

ヒトツブコムギにはグルテンが含まれていますが、人工的な品種改良がおこなわれていないため、小麦アレルギーを発症しにくいと言われています。

「ヒトツブコムギのグルテン含有量について」

ヒトツブコムギのグルテン含有量について、調べてみました。

（上記の表は、Adventure in oil「Einkorn Flour: A Wheat for the Gluten Free?」から引用させていただいています）

グルテンは含んでいますが、現代小麦と比べるとかなり少ない量のようです。

「イタリア直輸入ヒトツブコムギのパン」

イタリアからお取り寄せしている、ヒトツブコムギ全粒粉のパンをご紹介します。

ヒトツブコムギ全粒パンは、Dr.ウイリアム・デイビス著「小麦は食べるな！」第２章「恐怖の遺伝子操作---「現代小麦」の誕生」で紹介されていて、ヒトツブコムギ全粒パンと現代の有機栽培全粒パンとの実験が非常に興味深く、いちど味わってみたい古代小麦パンでした。